ドメインは世界に一つだけです

いま、世界規模でドメインに対する投資が急増しています。商標権は国ごとに権利化されましたが、ドメインは世界規模で権利化されようとしています。

初期のドメインが登録されてから約20年が経過し、その価値の評価のしかたもおおよその目安が見えてきたように思います。 

短い文字列、数字のドメインなどブランド、SEO対策の2つの点で価値が高いですが、
そのほとんどはイン ターネット時代の黎明期である20年前に登録されたオールドドメインで、今となっては登録が不可能となっています。

「ワインの女王」と呼ばれるシャトーマルゴーの1996年もののヴィンテージは、
最高峰のワインで現在「1本、128,000円」直近のシャトーマルゴーの約4倍値段がついています。
よく熟成されたワインなのですが、生産量は「約35万本」お金さえ払えば何とか入手できる商品です。
これに対して20年前に登録されたオールドドメインは、シャトーマルゴーとちがって生産量はたったの1個です。
しかもこのドメインは20年間増えることなく1個のまま。そして、今後もいくら待っても新しいものは出てこないのです。

2010年代も後半となったいま、オールドドメイン以外のドメインもわかりやすいものはほとんどが取得されてしまいました。
これらのドメインは今後、未来永劫にわたって新規登録することはできません。

所有者から購入するのが唯一の 所有する方法です。

近年、ドメインは重要な投資先となりつつあります。
希少なドメインを中国系企業が大量に取得しており、それに応じて、欧米企業やブローカーたちに よる高額取引が爆発的に増加しています。

絶対数が増えないというプレミアムドメインの特性上、今後もプレミアムドメインの価値は高騰することが予想されています。

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ドメインの価値

・文字数が少ないほど価値がある。
・登録年月日が古ければ価値がある。(オールドドメイン)
・数字のみ文字のみのドメインは、混合より価値がある。
・ハイフンを含む文字列は、価値が低い
・文字ドメインの場合当然その文字列の意味内容により価値は大きく変わる
・文字列を構成する言語によって価値は変わる
・.comが一番価値がある。そのあと.net .org 等の順番
・Google で月間検索数が多いほど価値がある。
・Co.jp は使用価値はあるが資産価値はない
・同一の文字列で登録されているトップレベルドメインの数(extension)が多いほど価値がある。

上記の各条件を考慮にいれて、estibot, godaddy 等は評価を出している。
さらに我々日本人が取り扱う場合文字列の価値を日本語又は英語による補正の必要がある。


 これらのすべての要素を考慮したうえでドメインの価値評価をしようとしているわけだからかなりの体力を要する。
このことが、日本において、セカンダリー(流通)に本格的に取り組む業者の進出をさまたげてきた。


 ドメイン名の登録実務に40歳代でかかわり、25年の経験を有する我々もはや70歳代になろうとしており、同年代の多くが、すでにリタイアーしている中で、ドメイン名の歴史を知り、かつ海外との取引実績がある企業が、プラットフォームを提供しなければ、わが国において、健全なドメインマーケットは永久に出来ない可能性がある。

Co.jp や.jpの登録のみで満足し、世界の主流である.com等を知らなければ、ドメイン名の世界で我が国は、鎖国状態である。日本語(アルファベット).comドメインの多くは、すでに、1990年代から2000年初頭にかけてその多くが、海外のLLC(投資法人)によって取得されてしまっている。<br>もちろん、高額なドメインをあえて買う必要はない。
 また、日本企業によって所有されているNNN.com NNNN.com NN.net NNN.net NNNN.net NN.org NNN.org NNNN.org等のドメインを
不当な安価で売る必要もない。このサイトの開設は、我々第一世代の責務である。