ドメインには、使用価値と資産価値の二つの価値がある。

ドメインには、使用価値と資産価値の二つの価値がある。

ドメインの価値には、使用価値と資産価値の二つの価値がある。

本来この二つの価値が一致していれば、ドメインのセカンダリー(流通市場)における価格決定プロセスは、よりシンプルになり、セカンダリー取引においてマッチング業務を担う仲介業者にとって、売り手買い手の双方が満足できる取引価格を比較的早く提示できる可能性がある。
日本には、プライマリー(登録)を扱う業者は多数存在するが、残念ながらセカンダリー(流通)に本格的に取り組んでいる業者は存在しない。

ドメインを取得できるようになったのが、1990年代半ばであるから、おおよそ25年の歳月が経過しようとしている。
この間、世界のドメインマーケットは非常に大きく成長している。ドイツのSEDOアメリカのgodaddy, networksolutions,中国の4.CN等、各国に実績のある業者が存在する。

また、円滑な決済のため、escrowの存在が、我々が国際間でドメインを取引する際の安全性を担保している。
弊社は、1999年から2000年頃に取得したドメイン約300件が現在までに3500以上の登録となり、この間、上記の5社をはじめとして世界の各国と売買取引の実績をつませていただいた。

当然の事として、ドメインの価値評価を常時する必要に迫られた。

ドメインの価値

  • 文字数が少ないほど価値がある。
  • 登録年月日が古ければ価値がある。(オールドドメイン)
  • 数字のみ文字のみのドメインは、混合より価値がある。
  • ハイフンを含む文字列は、価値が低い
  • 文字ドメインの場合当然その文字列の意味内容により価値は大きく変わる
  • 文字列を構成する言語によって価値は変わる
  • .comが一番価値がある。そのあと.net .org 等の順番
  • Google で月間検索数が多いほど価値がある。
  • Co.jp は使用価値はあるが資産価値はない
  • 同一の文字列で登録されているトップレベルドメインの数(extension)が多いほど価値がある。

上記の各条件を考慮にいれて、estibot, godaddy 等は評価を出している。さらに我々日本人が取り扱う場合文字列の価値を日本語又は英語による補正の必要がある。 これらのすべての要素を考慮したうえでドメインの価値評価をしようとしているわけだからかなりの体力を要する。このことが、日本において、セカンダリー(流通)に本格的に取り組む業者の進出をさまたげてきた。ドメイン名の登録実務に40歳代でかかわり、25年の経験を有する我々もはや70歳代になろうとしており、同年代の多くが、すでにリタイアーしている中で、ドメイン名の歴史を知り、かつ海外との取引実績がある企業が、プラットフォームを提供しなければ、わが国において、健全なドメインマーケットは永久に出来ない可能性がある。Co.jp や.jpの登録のみで満足し、世界の主流である.com等を知らなければ、ドメイン名の世界で我が国は、鎖国状態である。日本語(アルファベット).comドメインの多くは、すでに、1990年代から2000年初頭にかけてその多くが、海外のLLC(投資法人)によって取得されてしまっている。もちろん、高額なドメインをあえて買う必要はない。 また、日本企業によって所有されているNNN.com NNNN.com NN.net NNN.net NNNN.net NN.org NNN.org NNNN.org等のドメインを不当な安価で売る必要もない。このサイとの開設は、我々第一世代の責務である。